玄関を照明でおしゃれに飾ろう

Aya F. Aya F.
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玄関は、家の中でも多くの人の目に留まる場所。使いやすさだけでなく、来る人みんなに印象付けるようなデザインにもこだわっていきたいですね。特に照明は空間の印象を左右する大切なアイテム。一日中必要になるものではないものの、照明のデザインで玄関の印象も変わってくるかもしれません?!エントランスのライティングについて、もうちょっと考えてみませんか?いくつかの実例をみながら、いろんな可能性について探ってみてください。

玄関の照明にもこだわりを

玄関は、元々長く過ごす空間でなく、住む人にとっての通過点であるために、そのインテリアに、居住空間並みにこだわりを持って作り込むという方もそれほど多くないかもしれません。しかし、訪問者や宅配なども考えると、意外にも多くの人の目に触れる空間でもあります。照明のデザインによっても空間の雰囲気はかなり大きく変化するもの。どんな風に明かりを取り入れるのがよいか、少しこだわってみてはいかがでしょうか。

和のテイスト

ここ数十年の間に住環境は大きく変化し、洋風のデザインのも増えてきました。とはいえ、玄関は日本式の土間と上り口というデザインが踏襲され続けています。こちらは東京の建築家・西本建築事務所 一級建築士事務所の手がけたお宅の玄関。和のテイストがとても気持ちよい空間です。照明には雪洞を思わせるペンダントライト。柔らかな曲線が、直線を多用して構成された空間に有機的な印象を加えてくれています。

Photo: Atsushi Ishida

遊び心を加えよう

玄関のデザインにも、自分なりのオリジナルなテイストを加えてみると、来客だけでなく、自分自身も出かけるとき、帰ってきたときに嬉しい気持ちになれるかもしれません。こちらでは、電球に多面体を模したシンプルなランプシェイドを取り付けたシンプルな照明が設置されています。背後の扉にはジャンプするイルカの姿が描かれており、ランプシェイドに飛びつこうとしているように見えるという仕掛けです。遊び心が感じられて楽しい空間になりますね。

Photo: hisashi okamoto

自然の明るさをつかって

一般的に、エントランス部分が暗い家を除いて、多くのお宅で夕方から夜にかけてのみ照明が使われることが多いと思います。外光を上手に取り入れられるのであれば、日中は照明も不要となって、環境にやさしい住宅に。こちらのお宅では、エントランス部分の一面がガラス張りとなっており、外からしっかりと光が差し込みます。窓の反対側は鏡なので、反射を利用して明るさをアップさせることが可能に。

レトロに

HOUSE-04(renovation), dwarf dwarf Ingresso, Corridoio & Scale in stile classico

家のインテリアにこだわりを持っているのであれば、きっと屋内のインテリアスタイルには統一感を持って作られているのではないでしょうか。それならば、やはり玄関にも同様のスタイルでおしゃれさをプラスしたいところ。こちらでは、古き良きアメリカっぽい雰囲気を感じさせるインテリアでコーディネートされています。ペンダントライトはアンティークっぽいガラスのシェイド。柔らかな光が感じられますね。

ヨーロピアンっぽさを感じよう

元々玄関の照明は、暗い屋外から入ってくる場所であるために、少し暗めの電球を付けることが勧められています。そのため、あまり煌々と照らし出すようなライティングデザインは不要。こちらはヨーロピアン風にカスタマイズされたお宅。明かりにもろうそくを使ったアイアンのシャンデリアが組み合わせられています。この空間を見るだけで、住空間のデザインもイメージできてしまいそうですね。お住まいの方のこだわりが強く感じられます。

【玄関については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 玄関づくりで押さえておきたい6つのポイント

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