土地探しの前に知っておきたい6つのポイント

Takashi Sasaki Takashi Sasaki
Puristisch wohnen im kubischen Einfamilienhaus, Skandella Architektur Innenarchitektur Skandella Architektur Innenarchitektur Case in stile minimalista
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土地探しは家づくりの過程の中でも一番と言っていいほど重要な作業です。敷地の形や大きさはもちろんのこと、周辺環境などは住まいの快適性や住み心地に大きく左右し、その大部分は敷地選びの段階で決まってしまいます。そこで今回は、土地探しの前に是非知っておきたい6つのポイントを紹介していきたいと思います。こうしたポイントとともに、新しい土地や住まいでの暮らしを具体的にイメージしながら、土地や住まいにどのようなことを優先的に求めるかを整理し敷地も選んでいきましょう!

土地探しの前に土地購入の仕方

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土地探しの前に土地購入の仕方には大きく分けて2つのものがあることを確認しておきましょう。1つは、すでに住宅が完成している建売住宅のように、土地と建物を同時に合わせて購入する方法。もう1つは、土地を購入後に住宅を建てていく方法です。土地の購入の点では、前者は土地と住宅を同時に購入することから手続きや資金計画が比較的容易なこと、後者は建売住宅で土地と住宅の両方に対して仲介手数料がかかるところが土地の仲介手数料だけになることなどのメリットがあります。

敷地に対する法的な制限

狭小地に建つ木造三階建て住宅, 三浦尚人建築設計工房 三浦尚人建築設計工房 Case moderne

土地探しの前には、建ぺい率や容積率といった敷地に対してかかる法的な制限についても簡単に確認しておきましょう。敷地は自分のものだからと言って、そこに自由に建物を建てられるわけではありません。都市や建物の住環境そして安全性が確保されるように、都市計画法や建築基準法、あるいは地方公共団体の条例などによって敷地には様々な制限がかけられています。そうした制限によってその敷地で建てられる建物の規模の上限なども決まっていますので、希望の住まいのかたちが実現できる敷地を選ぶためにも、土地探しの前にそうしたポイントも確認しておきましょう。詳しくは、「建ぺい率から日影規制まで。家づくりで知っておきたい基本知識」も参考にしてみて下さい。

敷地の採光性と通気性

homify Sala da pranzo

快適な住環境にしていくには、日当たりと風通しの良さはやはり欠かせません。そうした採光性や通気性は、南向きや北向きはもちろんのこと、敷地が面する道路や隣地の状況などによっても左右されます。実際に敷地に訪れてみてそうした点を確認するとともに、周囲でマンションのような高層の建物が建てられる予定がないかも確認してみるといいでしょう。しかし、こちらの四方を隣家に囲まれた旗竿敷地に建つブライシュティフトが手掛けた住まいのように採光・通気性があまり良くない敷地でも、建築家の腕次第で快適な明るさと心地良い風が通る住まいにすることも可能ですので、建築家とともに土地探しをする中で、その敷地でどのような家や暮らしが可能かを確認してみてもいいでしょう。

周辺地域や隣地の状況

Wohnhaus Köln Junkersdorf, Corneille Uedingslohmann Architekten Corneille Uedingslohmann Architekten Case moderne

新しい土地での新しい暮らしは周辺地域や隣地の状況にも左右されます。現地において自分で周辺環境も確認しておきましょう。もし可能であれば、平日や週末、日中や夜間など異なる曜日や時間帯でどのような状況なのかもチェックしてみるといいでしょう。さらには、晴れた天気の良い日だけではなく、雨の日での周辺環境や敷地の状況がどのようなものかも見ておくとその場所のことがよりよく分かるでしょう。

敷地の形状や地盤

トンガリの家, 株式会社リオタデザイン 株式会社リオタデザイン Case moderne

土地探しでは敷地の形や大きさについて主に注目すると思いますが、それと合わせて敷地に高低差があるかどうか、そして地盤の状況も確認しておきましょう。敷地の形は四角いものが無駄なスペースを生まない家づくりがしやすいですが、三角地などの変形敷地、あるいは狭小敷地など難しい条件の敷地の形状や広さでも工夫次第で快適な住環境の住まいとすることも可能ですし、そうした敷地も土地探しの候補に入れることで敷地の選択肢の幅も大きく広げることができます。

インフラ設備と道路

Großzügig und lichtdurchflutet: modernes Einfamilienhaus, m67 architekten m67 architekten Case moderne

水道やガス、電気といったインフラ設備がきちんと土地の中まで引き込まれているかも確認しておきましょう。特に上下水道が引き込まれているかどうか、引き込む際には本管の許容量の有無もチェックしてみて下さい。さらには、敷地に接する道路の幅が2m以上であること、そして4m以上あるかどうかも見ておきましょう。道路の幅員によってセットバックの必要があるなどの制約がでてきます。

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