オットマンを120%楽しむ方法

Aya F. Aya F.
光と風、緑を楽しむ都市の家, TERAJIMA ARCHITECTS/テラジマアーキテクツ TERAJIMA ARCHITECTS/テラジマアーキテクツ Soggiorno moderno
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オットマンってご存知ですか?近年インテリア関連用語としてよく耳にする言葉ではないかと思います。豪華なリビングのためのものとか、ラグジュアリーな家具といった印象があるかもしれませんが、意外にもいろんな用途があるのです。今回はそんなオットマンの魅力に迫ってみます。実例を見ながら活用方法をご紹介するとともに、家具の多様性について考えていきたいと思います。皆さんのご自宅にも取り入れてみたくなるかもしれません!

オットマンとは

オットマンってどんなものかご存知ですか?辞書などによると、背もたれのない長椅子のことを指すこともあるようですが、よく使われているのはフットスツールとも呼ばれる、ソファの前に置く足をのせるもの、という意味ではないでしょうか。リビングにソファと足乗せを置くと、コーヒーテーブルのようなものを置くスペースがない!と思われる方もいらっしゃるかもしれませんね。こちらのリビングでは、小さなサイズのものが取り入れられています。部屋のスペース、家具の大きさを加味してアレンジしていくことが必要になります。

ゆったりくつろぐ時間のために

ゆったりとくつろぐためのソファならば、こちらのように一人掛けのソファに組み合わせて使うのがおすすめ。特に年配の方では床にごろんとなるのを好むという方も多いと思いますが、リクライニングできるような椅子にオットマンをつけると、床に転がるよりも心地よく過ごせそうですよね。長時間の読書や映画鑑賞などにも、ヘッドレストがついたものにすると、体にも負担が軽そうです。足置きの角度も調整できるものであればなおよし。

来客時に活用

オットマンの形状によっては、足乗せ以外の用途に使えない場合もありますが、選び方によってはスツールとしての利用も可能になることも。こちらは東京都の建築家・Atelier137 Architectural Design Officeの手によるお宅。ソファ横に置かれた一人掛けの椅子は、横付けされたスツールが対になっていたと思われますが、このように横に置くことで、座る場所がもう一つできており、来客の人数に合わせて活用することが可能になります。デザイン的にも腰を掛けるのに問題なさそうですよね。複数の用途を考慮するならば、デザインに注目して選択するといいですね。

ミニテーブル替わりに

リビングも広々とレイアウトしたいという場合には、取り立ててテーブルを置く必要もないかもしれません。こちらのお宅では、テレビを取り囲むようにたくさんのソファが配置されています。手前のソファには揃いの小ぶりのオットマンが。テーブルの必要性はない、という意図でのレイアウトだと思いますが、映画を見ながら飲み物やスナックをつまむこともありえます。そういった場合には、プレートにそれらを載せて、オットマンをテーブル替わりにすることが可能に。スマートな利用方法です。

ニーズに合わせてデザインを選ぶ

オットマンはソファと揃いのもの、と思われることも多いかもしれませんが、デザインによっては必ずしも揃えたり同じ部屋で使ったりする必要はないのではないでしょうか。こちらの空間では、足乗せとしてというよりも、スツールとして使われるような配置になっています。これくらいの大きさのものであれば、複数人が背中合わせで座れるため、大人数でのパーティなどの時にも活躍しそうですね。用途によっていろんなデザインのものを選んでみたいものです。

部屋のアクセントとしても

既存のソファに足を載せるスペースを作りたい、という場合には、必ずしも揃いのものを選ぶ必要はないのでは?逆にインテリアにアクセントをつけるような選択肢もあると思います。こちらのように丸くて素材感の異なるスツールを組み合わせると、色合い的にも目を引くアレンジになります。モノトーンでちょっと寂しさを感じるのであれば、このような小物を利用してニュアンスを加えてみると、お部屋が楽しくなりそうですね。

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