光と風をコートで共有する住宅

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閉じられたファサードでプライバシーを守り、建物内に中庭(コート)を設置することで開放感とプライベートな寛ぎを得る… そんな住宅が昨今人気です。しかし単に中庭を造れば済む訳ではありません。季節ごとに変わる太陽高度と影の関係、動線や視線の動きを知り尽くしていなければ快適で機能的な中庭は造ることができないのです。今回紹介するのは栃木県に拠点を置く島田博一建築設計室。彼らが得意とするのはそんな中庭を持った住宅。こちらの住宅は大小四つの中庭があるとか。さっそく見ていきましょう。

平屋風の外観

外観はシンプルな平屋建風の直方体で構成されています。4枚の白い外壁によってプライバシーを確保する閉じられたファサードながら、部分的にルーバーを挟むことで通気性のいい清潔感のある仕上がりになっています。このルーバーや、欄間のように中央壁上部にとられた横に細長い開口部からは、夜間温かな光が漏れ、建物がまた違った表情を見せます。

エントランスゲート

先ほどの外観写真の左側に位置していたのがこちらのエントランスゲート。その先に玄関が見えます。屋根があるので自転車やバイクを駐車したり、雨の日でも子ども達のちょっとした外遊びに使えます。玄関手前の左側がセンターコートへの入り口です。

センターコート

こちらが日当りの良いセンターコート。セランガン・バツのウッドデッキが張ってあり、ホワイトベージュからブラウンへのグラデーションが楽しい雰囲気。穴を開けて小さな木を植えるという遊び心も。リビング&ダイニングとダイレクトにつながっており、写真では見えませんがこのセンターコートを挟んでリビングの向かい(写真左)にはアトリエが配置されており、二つのスペースをつなぐ機能も持っています。また、入り口のパーテーションは可動式なので、閉めてしまえばさらに安全でプライベートなスペースとして使用が可能です。

リビング&ダイニングルーム

こちらがセンターコートに面したリビング&ダイニングルーム、そしてキッチンです。大きな開口部からたっぷり降り注ぐ自然光と、吹抜けの天井、硬く木目が美しいカリン無垢材のフローリングや、珪藻土塗りの白壁といった自然素材を生かした心地良い空間です。2階の壁を格子状にすることで抜け感のあるアクセントに。キッチンやTVボード、テーブルといった家具の色調を合わせることで、大きな空間でも統一感のあるインテリアとなっています。白い螺旋階段と吹抜けに架けられたブリッジはエキスパンドメタルを使用したオリジナルデザイン。視線が抜ける軽快なデザインで開放感を損ないません。

快適アトリエ

こちらがリビングの向かいにあるアトリエです。隣接するセンターコートよりも床が下げられており、視線が低くなります。また開口部は北側の低い位置、反対側の南側は高い位置の欄間窓とすることで、直射日光が入り過ぎない落ち着きのある快適なアトリエとなっています。センターコートを挟んでいるのでリビングルームからの音を気にすること無く作業に集中できます。優しい色味のパイン材フローリングと観葉植物、たっぷりの収納で仕事がはかどりそうですね。

バスルーム

白を基調にした清潔感のあるバスルームです。壁に守られているのでガラス張りでも安心。そしてこの白い壁に反射した光がバスルームに差し込むのでいつも明るい。バスコートにデッキチェアを置いて、湯上がりにそのまま外で涼むのも気持ちいいですね!

House 1: Camera da letto in stile In stile Country di Opera s.r.l.

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