子育て世代のリノベーション3選 – 子どもに優しく楽しい家!

K.Matsunaga K.Matsunaga
間取りが自由に動かせるマンションリノベーションmaru(マル)シリーズ第1号, すまい研究室 一級建築士事務所 すまい研究室 一級建築士事務所 Camera da letto minimalista
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人生の中で、いくつかライフステージを迎えるにあたり子育て真っ盛りの年代はちょうど家づくりを考える時期にあたる家族が多いかもしれません。家族が増えるに従って、物が増えたり今までの暮らしとは違う視点が生まれ、それが家づくりへの想いにも反映されます。今回ご紹介するのは、子育て世代のリノベーション3選。子どもに優しく、楽しく暮らせる工夫がつまったリノベーションアイデアを見てみましょう!

1、Before:築44年の団地

典型的なひと昔まえのマンションの間取りです。和室とフローリングが隣り合い、調和の取れていない空間はなかなか使いにくいもの。建具も現在のスタンダードより低いため、どこか窮屈に感じられます。株式会社しあわせな家がこちらの空間をリノベーションします。

1、After:「船」をテーマにワクワクするような空間へ

子どもがワクワクしながら遊び、それを大人が眺めて幸せになれるようにとの想いが込められたリノベーション。テーマを「メルヘン」とし、船をイメージした小部屋を設け、インテリアとしても可愛らしい印象の部屋に生まれ変わりました。開口には曲線を使い柔らかさを持たせ、黄色や水色のカラーがカジュアルな可愛らしさを演出します。マンションならではの梁にはボーダーカラーのアクセントがあしらわれ、空間のワンポイントになりました。「船の部屋」は丸い船舶窓やロフトがあり、子どもにとって秘密基地のような楽しいスペースです。本住宅については「メルヘンがテーマの遊び心たっぷりリノベーション」で詳細をご紹介しています。

2、Before:築43年のマンション

RC造の築43年のマンション。もともと3LDKでしたが、部屋数に対してそれぞれのスペースは十分とも言えず、閉鎖的な印象でした。こちらをこれからの家族のライフステージに対応できるような住まいへと、株式会社エキップがスケルトンリノベーションを手がけます。

2、After:これから大きくなる子どもの成長を見守る家

一度スケルトン状態へ戻した状態から、キッズスペースのある1LDKの住まいへとリノベーション。お子様が当時は2歳ということで、将来子供部屋にもできるようなフレキシブルなプランを計画しています。家全体は淡い木の色が優しい印象のインテリアに仕上げられ、キッズスペースや廊下には壁を曲線にしたり、チョークボードを施した壁を設けたりと工夫がいっぱい。キッズスペースには壁一面の本棚に、小さなボルダリングウォールを設置するなど遊び心がいっぱいの家に仕上がりました。外へ行かなくとも家の中で楽しめる、成長に合わせて変化できる住まいです。本住宅については「子育て世代のための住まい「ステージのある家」」で詳細をご紹介しています。

3、Before:築32年のマンション

3LDKの、いかにもマンションの間取り、という中身でした。居室は壁で仕切られ、それぞれが独立して閉鎖的な印象を持ちます。マンションという特性上、奥の部屋ほど暗くなります。こちらの家を、すまい研究室 一級建築士事務所が自宅兼オフィス、ショールームへとリノベーションします。

3、After:間取りが自由に動かせる家へ

住まいながら、オフィスとしても稼働し、実際の暮らしを体感できるショールームとしても使われる空間へとリノベーション。子どものいる環境にも優しく、無垢材やコストを抑えながらも自然の質感が感じられる素材をたっぷりと使用したぬくもり溢れる空間です。家族の成長に合わせて、間取りを自由に変えることができるユニットを採用しているのがいちばんの特徴。手で動かせる「すまいユニット」は、小さな子どもの成長に沿って家も変化させ、長くその時々で最適な暮らし方ができるユニークな仕組みです。本住宅については「暮らして納得できる住まい。間取りが自由に動かせるリノベーション!」で詳細をご紹介しています。

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