寝室の壁紙のアイディア

Kawase Minori Kawase Minori
ちいさな塔の家, ソフトデザイン1級建築士事務所 ソフトデザイン1級建築士事務所 Camera da letto eclettica
Loading admin actions …

家の中にある壁紙の色について考えたことはありますか?今そう聞かれて「うちの壁紙の色が思い出せない、、」なんて人ももしかしたらいるかもしれません。色が体感温度を変えたり人の気持ちに影響するように壁紙の色も部屋の雰囲気に影響を及ぼします。寝室は1日の疲れを癒す場所。活動をする他の部屋と違い、自分が落ち着くものを追求するというところで特別な意味があります。では自分にとって最適な寝室の壁紙はどのようなもの?今回はそのアイディアを紹介したいと思います。

自分のカラーを決める

なぜか服でも家具でもいつも青い色のものを選んでしまう。気づいたら身の回りのものが全部ピンク!ということは多々ありますよね。人にはそれぞれ好みの色があるもの。好みの色、つまりそれが自分にとって落ち着く色なのです。好きな色に囲まれていれば気分も落ち着き安眠につながります。あまり寝室の壁紙はこうでないといけない。というきまりに縛られずに自分の感覚に素直になってみましょう。

天井にも施す

寝室の壁紙を考える時に天井も忘れてはいけません。普段なら気にならない天井もベッドに入り、寝る前は自然と目に入ってきますよね。このことは寝室ならではかもしれません。天井の壁紙の色は暗めにすると気分が落ち着き、睡眠に入りやすくなります。しかし真っ黒のようなあまりに濃い色は圧迫感があり天井が迫ってくるかのようで落ち着かないと思います。そのため透明感のある落ち着いた色調のものを選ぶことで寝室にふさわしい空間作りが出来るでしょう。

家具の色に合わせる

K's HOUSE, dwarf dwarf Camera da letto in stile classico

寝室は「落ち着く空間」であることが重要なため、部屋に統一感をもたせることがおすすめです。統一感と一言で言われても実際に行ってみようとすると難しいですよね。そこで、まず寝室にある家具の色を見てみましょう。どんな色があるでしょうか、木目を強調した暖色系で温かみのあるデザインか、シンプルに統一されミニマルなモノクロームのクールな印象か。この温かみのある寝室は、新潟県で活躍するDWARFが手がけたものです。そのように意識して見た後、今ある寝室の色のヒントが見つかったでしょうか。そのヒントを元に寝室の壁紙を選べば間違いなく統一感を出すことができるはずです。

2色以上使う

壁紙の色は1色であるべきだと思っていませんか?コストのあまりかからない壁紙は部屋の雰囲気を一気に変えるのに最適ですし、壁紙を2色使って部屋をデコレーションすることも。また色分けをし、この色の空間はリラックするための場所、この色の空間は読書のため、といった部屋の中でもさらに用途によって分けられた空間を作ることができます。この写真のように細い線を描いて光を演出なんてことも可能です。

ヘッドボードを作る

homify Camera da letto moderna

ヘッドボードはベッドの枕元にある仕切り板のことで、ベッドという空間を壁と仕切ることによりベッドの空間を包まれてる感覚にすることができます。頭の周りを何かで囲んでいると安心感がある時、ありますよね?そんな空間も壁紙の色を2種類以上使うことによって作ることができます。壁紙で仕切りを作れば、実際のヘッドボードを作るよりも簡単に作ることができます。さらにこうして2種類のデザインを用いることでベッドの周りにハリが生まれ、部屋全体がおしゃれに見える効果もあります。

個性を出す

まるで南国のリゾートにいるかのような気分になれるこの寝室は、ポルトガルのインテリアコーディネーターによるものです。ビビットな色を寝室の壁紙に使うことに抵抗がある人もいるかもしれません。しかし寝室に求めるものが「非日常」という人もいると思います。いつもとは違う気分になる部屋でリフレッシュをする、そういう日常からの離脱を求めるならば個性を出したこのような壁紙を使えば、寝室に入ることで、一気に意識を日常から引き離してくれるでしょう。

テーマカラーを決める

例えばベッドのシーツの色が紫で、枕が黄色で、。バラバラに寝具を選んでいたらこんな色のコンビネーションに。壁紙の色次第でとってもカラフルな寝室になりそうです。もしカラフルな寝室が作りたい人はそれでも大丈夫ですが、まとまった印象がある方が気分が落ち着く。という人はまずテーマカラーを決めてみましょう。淡い色で統一するや暖色系、寒色系でまとめるといったひとつの指針があると自ずと部屋のデザインが決まってきます。

【壁紙については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 壁紙の種類とそれぞれの特徴まとめ

※ 壁紙を選びたくなる6つのメリット

▶homifyで建築家を探してみませんか?無料で使える募集ページで見つけましょう!◀  

募集ページはこちら

Hai bisogno di aiuto con il progetto della tua casa?
Contattaci!

Articoli più recenti