開放的な中庭のある住まいが快適な5つの理由

K.Yokoyama K.Yokoyama
アウトリビングのある家, 青木建築設計事務所 青木建築設計事務所 Giardino moderno
Loading admin actions …

今回ご紹介するのは、開放感のある広い中庭が魅力的なシンプルでモダンな住宅です。住まいの内部と外部がゆるやかにつながり、住宅地にありながらも室内と屋外の両方でのんびりとくつろいで過ごせる作りが特徴となっています。このプロジェクトは、岡山県を拠点に活動している青木建築設計事務所によって手掛けられました。一体どんな様子になっているのでしょうか?さっそく詳しく見て行きましょう。

シンプルな外観

直線的で輪郭のはっきりとしたデザインと、さわやかな印象の白い外壁からなるこの住まい。中庭を持った作りで、全体的にはシンプルな外観をしています。敷地は角地となっており、2方向が道路に面しているという状況。住宅地の中にありながらとても開けている雰囲気ですが、道行く人の視線も少し気になる所かもしれません。そこで、中庭部分に木製の囲いを設置することによってゆるやかに通りからの視線を遮り、ここに住まうご家族の生活のプライバシーを守っています。囲いはそれほど高さがないために住まいは閉じた印象にはなっておらず、外とのつながりも感じられる開放的な家となっているようです。

玄関ホールに生まれる抜け感

こちらは上品で温かみがある雰囲気の玄関ホールです。大きな開口が設けられており、帰宅した際、視線の先には中庭が見える作りとなっているのが特徴です。このようにコンパクトな空間には大きな窓による抜けを作ることで、明るさと開放感が生まれているのが素敵ですね。家に帰ってきた時やお客様を迎える時、中庭に植えられたシンボルツリーを目にすると、ホッと心が和みそうです。

落ち着きのあるリビング

こちらはリビングを中心としたLDKの眺めです。白を基調としたシンプルな空間に、中庭に面した大きな開口から光が差し込みます。中庭方向を見ると自然と視線が外へと抜けていき開放的な雰囲気を楽しめますが、このリビングに関してはどちらかというと、落ち着きのあるプライベート空間として家族で静かに過ごす方が似合っているかもしれません。

眺めのいいダイニング

このダイニングは直接中庭の開口に面しているので、窓を開け放てばまるで屋外でご飯を食べているかのような、明るく開放的な気分が味わえます。朝はさわやかな外の空気を感じながら、夜は庭のライトアップを楽しみながら、毎日気持ちよく食事の時間を過ごせ、家族との会話も弾みそうな雰囲気です。

見渡せるキッチン

キッチンは仕切りのない開放的な対面式で、1階はもちろん中庭の様子もここからよく見渡せるようになっています。収納スペースも多く、物であふれてしまいがちなスペースがスッキリとし家事もしやすく機能的な作りとなっているようです。また家族が2階に行く際は、玄関を入りこのダイニングキッチンを経由していくことになるので、LDKにいる家族とのコミュニケーションも生まれやすくなります。

屋外リビングとしての中庭

夜、中庭からの住まいの眺めです。ライトアップされた様子は日中の明るく開放的な雰囲気とは異なり、幻想的で美しい光景となります。屋外が気持ちいい季節は、この中庭で食事をしたり、のんびりとくつろいだり、バーベキューなどの屋外アクティビティーを楽しんだりと、アウトドアリビングとしてこの中庭を利用することも多くなりそうですね。

【中庭については、こちらの記事でも紹介しています】

※ 中庭のある家に住む5つのメリット  

※ 知っておきたい中庭の6つのポイント!   

▶homifyで建築家を探してみませんか?無料で使える募集ページで見つけましょう!◀   

募集ページはこちら

Hai bisogno di aiuto con il progetto della tua casa?
Contattaci!

Articoli più recenti