ナチュラルな素材で家をデザインするには?

Kawase Minori Kawase Minori
Cool organic style, TrueStuff TrueStuff Camera da letto in stile scandinavo
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家の中をより居心地のいいものにしたい。なるべく化学製品を使わずに環境にも配慮した家づくりをしたい。アレルギーが不安。ナチュラルな素材で家をデザインしたいと思う理由は人それぞれだと思います。家は人にとって一番大事な場所です。そのため素材からこだわって内も外も自分の完璧な家にしたいものですよね。しかし家づくりなんて初めてだから右も左もわからなくて、何から始めたらいいの?と思う人も多いはず。そこで今回はそんなナチュラルな素材で家をデザインするアイディアを紹介したいと思います。

屋根

屋上緑化は景観を美しくする見た目はもちろん空気の清浄化や、断熱性を高め省エネ効果、さらには建物の耐久性を高めるなど、建築物の観点からしてもとても機能的です。古い建築物で屋根に自然に草が生えているのを見たことがありますよね?屋根の緑化は昔からされてきたもので、実は特殊なものではないのです。現代でもますます必要性が高まってきて、メンテナンスが楽な製品もでてきている今、環境への貢献のためにも試してみたくなりますね!

写真 Federico Cairoli

家の中で布が登場する場面は、服、バスタオルに寝具、ふきんにマット、など生活により密着した中にあります。直接肌につける機会の多い布、肌触りのいい素材を選びたいですよね。布は綿や麻、竹、羊毛などナチュラルな素材でできているのもが多いです。しかし一番日常的に使われている素材は「綿」ではないでしょうか?そこで布選びで迷ったときは、製造過程がとてもエコなオーガニックコットンを選んでみるのはどうでしょうか。農薬も化学肥料も使うことなく栽培された綿です。化学処理をしていないことから肌にも環境にも優しい素材。オーガニックコットンのシーツで寝たら何かいい夢も見れるかも?

断熱材

断熱材は家の中からは見えませんが、見えない場所だからこそ最初にきちんと選びたいですね。しかし断熱材は種類はたくさんありますが、これが最適という素材がまだありません。日本では土地によって湿度も温度も変わってきますから施工主が何を求めているかと専門家と話合って決めるのがよさそうです。この写真は東京都を拠点に世界中で活躍する松井建築研究所が再生工事を手がけた築100年の民家です。本来の家としての魅力を残しつつ現代にも受け継がれています。家の中が寒いと思われる古民家ですが、このように内部の構造に現代のものを取り入れることで、現代でも快適に過ごせるものになるのです。

この昔ながらの日本風の壁は瓦の骨材を利用していて、土壁風の風合いで趣のある壁に仕上がっています。リサイクルされた瓦を利用しているのでエコでもあり、放吸湿性にすぐれていて機能的。高温多湿の日本の環境にまさに合った物といえます。壁の素材により部屋の中の温度や湿度は変化します。今自分の住んでいる環境に合わせて素材を選びましょう。

この写真の床材、写真からも気持ちのよさが伝わってきますね。杉の表面がコーティング加工されていない無垢フローリングです。杉は木の中でも柔らかい材質で、足裏の肌触りもよく四季を通して家の中を快適に過ごすことができます。素足で過ごしていたくなるナチュラルな素材のフローリングです。

デコレーション

暮らしの木のモノ, monom monom Pareti & Pavimenti eclettiche Legno Effetto legno Cornici & Immagini

ナチュラルな素材を使ってできたデコレーション、心を穏やかにしてくれますよね。せっかく家をナチュラルにしたのですからおしゃれに家の中にも組み入れましょう。花を取り入れるのは一番に思いつくアイディアですね、花瓶や花を入れる物を少し工夫してみてはいかがでしょうか?大きな花瓶ではたくさんの花が必要になってしまい毎回多くの花を買うのもコストがかかってしまいますよね。またバラのような華やかなものだけが花ではなく小さい野花や野菜だって立派な植物です。この写真のように花瓶が特徴的だと一本の花でも存在力を発揮してくれアイディアの幅が広がります。

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