シンプルで綺麗な部屋作りには何が大切でしょうか?片付けや掃除が終わった後は、すっかりきれいな部屋を取り戻すことができますが、その状態をキープするのがなかなか難しいものです。そんな人におススメ、今回は、綺麗な部屋作りの基本をご紹介していきます。
綺麗な部屋作りに欠かせないのは、整理整頓です。まずは住まいの収納量を見極めましょう。収納場所が足りないと棚を買い足していては、住居スペースも限られ、そのうちモノで溢れてしまいます。住まいのモノと収納量のバランスを上手に見極めて整理することで、すっきりとした綺麗な部屋作りが始められます。
ホワイトで統一されたミニマルなこちらの住まい。生活感のないシンプルな部屋はスタイリッシュですが、淋しくならないようアイキャッチになる家具や小物のレイアウトで空間を印象的に演出してみましょう。例えば、こちらのように柄の入ったカーペットでゾーニングしながら椅子や観葉植物を配置し、ホワイトの空間に柔らかでナチュラルなスポットをつくっても良いでしょう。綺麗な部屋作りでは、よくアイキャッチになるようシンメトリーに家具が配置されたりもします。
和風テイストを取り入れてみましょう!和風の家具や小物はフレキシブルさがあり、シンプルで、また場所をとりません。視線の低いライススタイルは空間を広く見せる効果もあります。すっきりとした綺麗な部屋作りには最適ですね。飾らない凛とした美しさが魅力の和風モダンインテリアを見直してみてはどうでしょうか?
こちらでは「和風インテリアコーディネート例6選」を紹介しています。
Photo: Yasunori Shimomura
カラーの統一感があるリビングルームは、すっきりとまとまりができ美しく見えます。例えばこちらは、ホワイト×黒×木の空間に淡いグレーパープルのソファーや木の家具を合わせて統一感を出しリビングルームをすっきりとまとめます。リビングルームの配色は3色までにし、同系色の色味をソファーなどの大きな家具で加えると良いでしょう。
間接照明は空間を美しく演出する大切な要素です。こちらのようにスタンドライトやペンダントライトにすることで、ムードのあるライティングがグッとお部屋を印象的に変えてくれます。間接照明は普通の直接照明とは異なり、光を壁や天井に当て反射させた光で空間を照らし、直接照明に比べ目に優しく、また暖色系のライティングがリラックスムードに変えてくれます。光と影は空間を美しく、また奥行きを出してくれるので、美しい空間演出には欠かせない要素です。