好きなものに囲まれる幸せ。マンションのキッチンリフォーム

K.Matsunaga K.Matsunaga
『恋に落ちる』, 株式会社しあわせな家 株式会社しあわせな家
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画一的な賃貸マンションに住んでいると、自分の家に対しての憧れは募っていくことでしょう。自分の好きなことを思い思いにできたり、好きなものを肯定できる家に住むことができたなら、暮らしの豊かさはぐんと高いものになるはずです。今回ご紹介するのは、「家を買うのは恋に落ちる間隔に似ている」とふと言われた住まい手の、趣味を楽しむことができるマンションのリノベーションです。株式会社しあわせな家が手がけたこのプロジェクトで、本と料理が好きな住まい手にぴったりな家が出来上がりました。

Before:窓の外から見える豊かな景色

とあるマンションの一室、大きな窓の外には、緑をたっぷりと見ることができる景色が広がります。春には桜が満開の姿を見ることができる特別感がある一室でした。全体をがらんどうにしてから始まるリノベーションです。

After:壁一面の書棚

玄関に入ると、壁面いっぱいの書棚が目に入ります。本が好きという住まい手の思いが叶えられ、大容量の本を収納できるスペースは、好きな本を好きなように収めることができます。一般に販売されている家具などは、大きさに限りがあるために手元に残すものを厳選する必要があったでしょう。コレクションとして残すにもぴったりです。またディスプレイなどで空間を彩ることも可能。玄関土間には自転車が置けるほどの広さが確保され、モルタル塗りの壁面も味わいがある雰囲気です。

この書棚の棚はひとつひとつが可動式になるように作られています。本によって高さも違うため、自由にカスタマイズすることが可能です。また、棚は取り外したり、追加をすることもできるのが可動式の棚の便利なポイント。家に合わせて塗装のカラーも統一することができ、家の一部として馴染む書棚は本好きにはたまらないお気に入りの場所となるでしょう。

After:たっぷりの光とくつろぎのリビング

大きな窓の外には、豊かな緑が広がります。大きな窓を設けることができるのは、丈夫なマンションの構造だからこそであるともいえるでしょう。柱や梁など、凹凸に制限はありますが、広々とした窓からは明るい光があふれます。無垢の床材は肌に心地よく、寝転がりながら本を読んだり、景色を眺めリラックスすることもできるでしょう。ホワイトとダークブラウンの落ち着いた内装はモダンでちょっと大人の雰囲気です。

壁面の一部に鏡をあしらうことで、部屋がより広々と感じる仕掛けになっています。限られた空間でも、こうした工夫で開放感を加えることができ、ユニークさが光るポイントとなりました。オリジナルの木製ドアや、部屋との間の室内窓も間仕切りの圧迫感を和らげ、カフェのような温かみとデザイン性を感じる空間になりました。

After:ブルーカラーのキッチンリフォーム

外の景色を眺めながら立つことができるキッチンは、システムキッチンを取り入れて環境をアレンジしています。圧迫感のないインテリア性もある、カフェのような吊り棚、モザイクタイルが彩る壁面、ポイントのアクセントカラーとなる水色は空間に変化を与えます。

背面にもたっぷりの収納と、家電を置くことができる造作家具が備え付けられました。スペースに合わせて大きさもぴったりです。内装のカラーも家に合わせることができ、家具だけが浮いてしまわない造作収納は、リフォーム時だから計画できるとても頼もしいスペースとなります。

【リノベーションについては、こちらの記事でも紹介しています】

※ マンションリノベーションのメリットについて 

※ 新築vsリノベーション。比較することで見えてくるそれぞれの良さ

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